最近,社員食堂のレシピ本を1冊購入し,夕食作りの参考にしている。
体脂肪計で有名なあの企業の本である。
このレシピは肉や魚のほかにたくさんの野菜を使う。
そして,香味野菜などのほかスイートバジルやらアーモンドやら日頃あまり使わない食材がアクセントに組み込まれている。
おかげでマンネリ化しがちなメニューに変化が生まれた。
また,味付けが薄い。
調味料をはかるときは大さじをよく使っていたが,この本では基本的に小さじである。
しかし香味野菜やかんきつ類を使い,だしを利かせることによって少ない調味料でもおいしいと感じる。
そのうち薄味に慣れ,素材そのもののうまみを味わえるようになった。
更に,このレシピ本は定食の形になっており,一汁三菜が基本である。
初めはとても作りきれず続かないように思われたが,そうでもなかった。
使う食材の種類も品数も多いが,調理の手順が非常にシンプルなのである。
全部作っても30分から1時間程度でできた。
こうしてこの社員食堂のメニューがしばしば我が家の食卓に並ぶようになった。
日中働きながら食事の支度をすることは私にとってなかなか骨の折れる作業であるが,このレシピ本のおかげでお惣菜を買ったり外食をしたりする頻度が減った。
人は食べるもので作られる。
食は楽しみであるとともに生活の基本である。
忙しさのためお惣菜や外食に助けられる日もあるだろうが,健康のためにも家計のためにも,努力したいと思う。
(23.12.2 弁護士江村純子)